お知らせ・お役立ち情報

紙の縦目、横目って何ですか?

2018.6.20

紙目とは、カットされた紙の繊維方向の事です。紙の目が間違う(逆目)と本が開きにくくなったり、厚い紙を折った時、折り目がひび割れたりします。
下記の図で紙を縦長方向に置き、縦に繊維が流れている場合は、縦目です。そして、横に繊維が流れている場合は、横目になります。
紙の目1紙目の影響が受けやすいのは、書籍や冊子で横目すなわち背に対して紙の繊維方向が直角であるとページが開きにくく、ノドの部分にしわがよってしまいます。重ねた紙は、横目方向の方が、水分の影響を受けやすく曲がり、ねじれ、しわになりやすいです。
紙目の見分け方は、紙を破った時に、綺麗に破れるか、ガタガタになるかで見分けられます。

伝票印刷では、手書伝票やブロック(糊で固める)製本の場合は、余り紙目の影響をほとんど受けませんが、セット仕上げでプリンターで印字する場合、紙目の目によってトラブルが起こる場合があります。その場合には、紙の目を変える、用紙を厚くするとトラブルを減らすことができます。

 

 

何かお困りですか?

お電話でのご注文・お問合せも受け付けております。

0120-990-606 月~金曜日 9:00-18:00